複合型医薬品企業としての富士薬品

富士薬品は複合型医薬品企業として、業界をリードしています。

街の薬屋さんと、複合型医薬品企業には、一体どんな違いがあるのでしょうか。富士薬品を通して、複合型医薬品企業とは何なのかを考えてみましょう。現在の富士薬品がどのように業界をリードしているかも、合わせて解説します。

複合型医薬品企業とは

複合型医薬品企業というのは、薬の販売だけではなく、医薬品の研究開発や、製造なども行なう企業を意味します。街の薬屋さんは、色々な薬を仕入れて販売するだけですが、富士薬品は自分達で薬を開発し、自分たちの工場で薬を製造しているのです。

販売に加えて、薬の研究開発と、製造を合わせてするというのは、大変そうですが何かメリットはあるのでしょうか。

富士薬品は、複合型医薬品企業になることによって、より高い品質の医薬品を、安定して供給できると考えています。自分たちで、製造から販売までを一貫して行えるので、確かな品質の薬を、適正な価格で販売できるメリットもあります。

複合型医薬品企業になるには、自社の工場や研究施設を開発しなければなりません。多くのコストや努力が必要ですが、富士薬品はその労力を惜しんできませんでした。

『複合型医薬品企業』として業界をリードする株式会社富士薬品

株式会社富士薬品の複合型医薬品企業としての姿勢は、業界をリードしているものです。

配置薬による販売だけではなく、ドラッグストアやインターネットを通しても販売を行っています。医薬品の製造の工場や、研究開発施設も、最新の設備で業界をリードしています。

富山には、非常に広大な富士薬品の工場が有ります。その工場には、錠剤やカプセル剤、そして顆粒剤などの薬の製造が出来る、高度な設備が整っています。医療用の注射剤を作る専用工場なども有り、医療用医薬品の製造も行える体制があります。

富士薬品の工場では、世界で初のオゾン微生物制御システムを採用したクリーンルームが導入されており、いかに徹底した品質管理を行なっているかを垣間見れます。

業界をリードする富士薬品の施設によって、安全に管理された環境の中で、高品質な医薬品が製造されているのです。

必要に応じ、改修工事が行なわれたり、最新のシステムが導入されたりもしています。

複合型医薬品企業として業界をリードする株式会社富士薬品は、配置薬販売事業だけではなく、ドラッグストア事業やインターネット販売業を行なっています。医薬品の販売に加えて、新薬の研究や製造にも取り組んでいます。

薬に関係する多くの分野に取り組んでいる富士薬品は、引き続き業界のトップを歩んで行くでしょう。

会社の歴史を紹介

株式会社富士薬品は1930年の2月に富山市にて配置薬販売事業として創業された会社であり、その後1954年4月にお得意様が多かったさいたま市に本拠地を移しました。

法人化も行われ、さらに販売経路を広げていき、現在では350万軒の顧客を抱える会社となりました。全国に販売網を持ち業界でも有名な会社となっています。

また1986年2月には富山市に医薬品製造工場を建設し製造から販売までの一貫体制を作り上げ、様々な顧客のニーズに対応できるように発展してきました。

さらに特徴的なのが、1995年にドラッグセイムズの屋号にてドラッグストア事業の展開を始めました。店舗形式による全国展開を目指しグループ化を開始し、現在では富士薬品ドラッグストアグループとして1,200を超える数の店舗網を作り、まさに富士薬品の主力事業として展開しています。

もちろん製薬会社としても1991年から取り組み始めた医療用医薬品の開発の面に高尿酸血症治療薬である「トピロリック錠」の新薬開発に成功したほか、他社とのコ・プロモーション契約を締結し製品の早期市場浸透を図るなど、常に精力的に活動を続けています。

株式会社富士薬品はこれからも目が離せないでしょう。

富士薬品にできること

富士薬品は、薬の販売だけではなく、特例子会社事業にも取り組んでいます。

特例子会社事業とは、一体どんなものなのでしょうか。富士薬品の取り組みが、注目に値するのはどうしてなのか考えてみましょう。

格差や差別のない社会を目指す富士薬品

富士薬品は、格差や差別がない社会を実現するために、社会に貢献することを目指しています。そのために、障がい者の雇用を創出する取り組みを行なっています。

特例子会社事業というのは、障がい者を雇用する事業のことです。日本には、障がい者雇用促進法が有り、各企業は自分たちの従業員として、一定の割合の障がい者を雇用する義務があります。

障がい者雇用促進法を順守するために、障がい者をきちんとサポートしながら、仕事の取り組める環境を富士薬品は整えてきました。

多くの企業は、障がい者雇用促進法を守るのが難しいと感じています。障がい者をサポートするには、経験や知識が必要となり、それを行なうための人材を探すのが難しいからです。

富士薬品では、この問題を解決するために、特例子会社を作り、障がい者が安心して働ける環境を作り出しました。特例子会社を通して、障がい者をサポートしていける人材の育成も行なっています。

特例子会社「株式会社富士薬品ユニバーサルネット」

富士薬品の特例子会社は、株式会社富士薬品ユニバーサルネットです。

落差や差別がない社会を実現できるように、株式会社富士薬品ユニバーサルネットは設立されました。2008年に立ち上がり、現在では数十名の障がい者が、一生懸命に働いています。

株式会社富士薬品ユニバーサルネットでは、障がい者も含め、各従業員が、社会人としてりっぱに暮らしていけるような教育も行なっています。仕事の内容も品質を重視し、指さし確認や声出し確認を徹底するなど、通常の企業と変わらないような仕事が出来ることを目指しているのです。

業務内容は、富士薬品のドラッグストアからの返品商品を仕分けたり、医療ビルを清掃したりする業務です。メール便の仕分けと言った、正確性の求められる仕事も行なわれています。

会社の中が、友好的な雰囲気を保てるように、定期的なレクリエーションが計画されているのも、従業員を重視する富士薬品ならではの特徴と言えるでしょう。

富士薬品は、落差や差別を無くするために、特例子会社事業という形で社会に貢献しています。企業利益だけを追求するだけではなく、障がい者の自立を応援するために取り組んでいる富士薬品の活動は、今後も注目されていくでしょう。